放課後等デイサービス まどか
【まどかの意味】
「まどか」は漢字表記の「円」からきています。円覚、円満、円滑、円熟。円のつく言葉に悪い意味はありません。障害者福祉は、連携が必要です。地域・保護者・事業所・学校など関係するすべての縁者が、手を取り円になるようにつながっていかなければなりません。つなぎあい、むすびあって、協力した先に支援の輪(わ=えん)が広がっていきます。『まどか』には、そんな思いを込めました。
【法人理念】
私たちは、障害の特性に関係なくすべての人たちが互いに尊重され、人生を豊かに自分らしく生きていける社会の実現のために貢献します。一人ひとりの個性と意見を大切にし、地域社会と共に、子どもたちとその家族が安心して生活ができるよう、笑顔あふれる未来を目指します。
【事業内容】
ReSTEPが展開しているまどかの事業は、放課後等デイサービスと保育所等訪問支援です。
インクルージョンの推進として三鷹地域でいち早く保育所訪問支援事業の認可を取得し、共生社会実現の為に事業所間や学校・地域等と密接に連携を深め利用者様に対し地域全体で包括的な支援を行う体制を整え、実行に移しています。
放課後等デイサービス事業では、一人ひとりの課題に沿った支援を提供する為に以下の支援を実施しています。
①《健康や生活》
専門職による専門的アセスメント(理学、心理、作業、言語)が中心となってプログラムを作成しています。
身辺自立能力向上を中心に、心身の健康や生活能力の獲得を目指しています。
②《運動や感覚》
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が中心となって、身辺自立能力の向上・感覚統合などを行っております。体の大きな使い方から手先のトレーニング、利用者様の保有する感覚に対する課題に添って療育提供を行っております。
③《認知・行動》
心理職や児童指導員が中心となりSSTを含む活動を行っております。主に小集団で活動しながら机上課題、ロールプレイングを行い、実生活に般化できるよう自由時間も活用しながら支援の提供を行います。認知や行動の手掛かりとなる概念の形成、課題を通して学んだ経験を活かしながら実生活で必要な判断・行動につなげられるよう支援を行います。
④《人間関係・社会性》
心理職や児童指導員が中心となりSSTを含む活動を行っております。コミュニケーション能力の向上や場に応じた行動につながるように机上課題だけではなく、そのほかの①~③の課題活動中にも実践する機会を設けています。他者との交流につながるために必要なルール理解やマナー、他者理解、自己理解、場に応じた過ごし方など利用者様の課題に添って支援を行います。
⑤《言語やコミュニケーション》
気持ちの言語化だけではなく非言語による自己表現の取得も目指します。場や相手の状況に応じて主体的にコミュニケーションを展開できるような能力を獲得するため他者と同じ空間で過ごし、課題や遊びを通しながら共同注意の獲得や場面に応じた行動・対応などを課題時間だけではなく自由時間にも環境設定を行いながら実生活に般化できるよう支援を行います。
《移行支援》
自立能力獲得に向け、ライフステージに合わせた切れ目のない支援の提供を行います(進学・進級・就労等)
《家族支援》
家族や周囲の人と安定した関係を継続できるように、ウェルビーイングの向上につながる相談援助を行ってまいります。
《地域支援・地域連携支援》
学校、行政、医療、地域、関係機関と保育所等訪問支援を活用しながら密接な連携に努めます。
《送迎》
自立能力の向上を妨げないよう、送迎規定を設けて実施しています。必要に応じて通所支援を行い、自立通所の実現に向けたサポートを行います。
※専門的支援は専門的資格を有する職員によるアセスメント(FIM,旭出式社会適応スキル検査、5領域20項目アセス等)や評価を行います。専門的支援や自立通所支援等の支援を実施した際はそれに付随する加算を取得します
【その他】
質の高い支援を提供する為、定期的に外部・内部研修を実施しています。法人として事業運営に関わる資格取得を目指す職員に対しサポートを行っています。